行方不明者の現状

あなたは、日本での行方不明者の数がどれくらいになるのかご存じでしたか?

警察庁では『行方不明者の状況』をネットで公表しています。令和4年における行方不明者の状況によると、令和2年に約9,900人減少しましたが、その後は毎年増加しており、毎年8万人ほどの行方不明者の届出が警察に提出されています。

行方不明者数の推移

行方不明者数の推移グラフ

グラフをご覧いただくと、令和2年に行方不明者数が過去最小を記録しました。しかしその後は2年連続で増加し、令和4年は8万4,910人(前年比5,692人増加)となりました。

行方不明者の男女比

男女別行方不明者数の推移グラフ

過去5年間分のデータから、男性・女性の比率は変わらず、男性が6割強・女性が3割強と横ばいとなっています。

以前、代表の柳へのインタビュー記事でお話ししていますが、当機構へ行方不明者になった方の掲載依頼につきましても男性が多い傾向です。

年代別の行方不明者グラフ

年齢層別行方不明者数の推移グラフ

令和4年の年代別では、10代・20代の合計が行方不明者全体の4割を占めるようになりました。また、30代と80歳以上の行方不明者が令和2年から増加しています。

行方不明になった原因について

原因・動機別行方不明者数の推移グラフ

家出・失踪の原因・動機で多い項目は下記のとおりです。

  • 疾病関係(認知症又はその疑いによるものが半数以上)
  • 家庭関係
  • 事業・職業関係

なお、疾病関係の半数以上は、認知症又はその疑いによるものとなっております。今後は高齢者の増加が予想されることから、行方不明者の数につきましても増加していくのだろうと思われます。

また、認知症以外で多い家庭・職業が原因の行方不明については「なぜ家出や失踪をしてしまったのか?」という、根本的な原因を考え解決していくことが今後重要になるのかもしれません。

行方不明捜索は早期対応することが重要

当機構は、行方不明者のご家族による相談や捜索に協力することを目的とし活動しています。
行方不明者を捜索する場合に重要なことは、出来る限り早い対応をすることです。深刻な悩みを抱え失踪した場合であれば尚更です。
当機構には、サポーターというボランティアで活動していただいてる方や、調査会社など様々なネットワークがございます。

あなたの大切な人が家出してしまった・失踪してしまった・行方不明になってしまった・・・
その時は、お一人で悩まず、私たち『日本失踪者捜索協力機構』にご相談ください。

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