猪村 留治さん

漁師なので日に焼けている
話し方はゆっくりめ

2018年7月3日から、漁をしに沖に出て7月5日に仲間と連絡を取ったのを最後に船舶電話や無線が繋がらなくなり、行方が分からなくなりました。

海上保安庁、自衛隊、地元漁船に捜索していただきましたが何も見つかりませんでした。転覆の場合、油や、漁具などが浮くはずだけど何一つ見つからなかったので、エンジンのトラブルなどで漂流している可能性があると思っています。

各都道部県の港湾課や港湾事務所、船舶会社等に連絡しチラシの掲示などご協力いただいたり、太平洋に面する国の日本大使館に連絡し、コーストガードや船舶などに情報伝達していただいています。

また、テレビなどのメディアやSNS等で情報を拡散していただいていますが、今のところ有益な情報はいただいておりません。

1年漂流して生還した例もあるので夫も生還できればと願っています。陸に流れ着いて記憶をなくしている可能性もゼロではないかもしれないです。子供達も帰ってくると信じています。
夫は小学1年生の時に家族で小さな漁船で五島列島福江島から小笠原諸島まで来ました。その際も途中台風に会い、漁船から家財道具は流されても、家族は無事でした。そんな体験を乗り越えているので生命力は強いと思います。
外洋を行く船の乗組員さんが知り合いにいたら、この情報を伝えてくださるとありがたいです。よろしくお願いいたします。